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紫色を多く選ぶ人は危ない人!?|紫色に秘められた心理の意味とは

   

さて,今回は「紫色」についてのお話です。

紫色とはそのような意味をもつ色なのでしょうか。

紫色とはそのような意味をもつ色なのでしょうか。

これまで,色に関してその意味や心理についてお話しました。

今回は「紫色」に焦点を当てて,その心理的な意味についてお話していきたいと思います。

 

紫色ってどんな色!?

あなたは紫色をみたときにどのような感情になったり,心理状態になったりするでしょうか。

不安になるでしょうか,気持ち悪いと思うでしょうか。

それとも,神秘的だと思うでしょうか,セクシーさを感じるでしょうか。

このような紫色から感じるものを考える前に,紫色がどのような位置にあるものかということについて考えてみましょう。

太陽光線をプリズムで分けた場合,赤,橙,黄,緑,青,藍,菫の7つが挙げられています。

紫色は,この「赤」と「菫」という対極にある色の中間に位置するものです。

このように,物理学的に見ていくと,紫色は非常に不思議な色であるということがわかります。

 

心理学的にも紫色は不思議な色!?

では,心理学的に見て紫色はどのような色なのでしょうか。

心理学的に見ても,紫色は不思議な色であると言えます。

紫色から感じられるものは,高貴と下品,あでやかさとはしたなさ,神秘と不安,生と死などのように,矛盾するような感情をもつことになるのです。

では,なぜこうした違いが生まれるのでしょうか。

実は,こうした違いは,紫色が「赤」寄りなのか「菫」寄りなのかによって生まれるものであると考えられています。

そして,この違いは日本人と西洋人の紫色に対する感情の違いという文化的な違いも示すことになるのです。

 

日本ではポジティブなイメージ!?

日本では,古代から紫色は高貴な色と考えられてきました。

冠位十二階において,最高位の色は「紫」です。

また,高貴な名前として当時人気であった「藤」は紫色の花をつけるものでもあります。

日本で紫色は,植物からとった色素を利用して,「菫」寄りな紫色を使ってきており,こうしたことが紫色に対するイメージをポジティブなものにしていると言えるでしょう。

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西洋ではネガティブなイメージ!?

一方で,西洋では貝の内分泌腺から紫色をとってきたという背景もあり,より「赤」寄りな紫色であると言えます。

そして,こうしたイメージから「気持ち悪い」とか「下品」とかというイメージを持たせてしまうようです。

また,血中酸素が少なくなると血液が変色して紫色に近くなります。

そうした生命との関連を思わせるという点から紫色に対するネガティブなイメージが喚起されるようなのです。

 

紫は危ない色!?

紫色は赤から菫までの比較的幅の広い色です。

それと同時に紫色は「生」から「死」へと向かう「変化」を示す色でもあります。

こうした不安定な要素に対して,人間は「不安」を感じやすいものであると言われています。

したがって,紫色は危ない色というよりは,不安を喚起させる色であるとも言えるのです。

 

まとめ

これまで「紫色」について,そこから感じられる人間の心理についてお話しました。

紫色は,人間を惹きつけ高級といった感じや未知で神秘的な印象を与えるものであり,非常に重宝されるものであると言えます。

一方で,その色彩の幅の広さや「生→死」という変化という点からは,不安定な気持ちにさせ,不安な思いを生じさせるようです。

このように,紫色は非常に感情の振れ幅の大きな色であるということができます。

紫色を使う人は危ない人であるとか言われますが,不安を抱えていたりするのかもしれませんね。

 - 色彩心理

        

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